弊社は八王子の地で様々な商売を手掛けていた私の祖父・瀬沼庄太が、1961年（昭和36年）に材木の商いを事業化したことを起点・創業としています。創業当時は「造船」の材料を主に取扱っていたようで、その後は折からの高度経済成長の波に乗り、「建材・住材」の取引を開始し現在に至っています。
弊社は木材という材料の提供から、建築へと業域を拡大しました。また、建物に対するニーズの変化に対応し、技術革新や流通変革に対応する企業づくりを進めて参りました。革新、変革への取り組みは、これからも間断なく続けていかねばならないと考えています。また、創業以来常に地域とともにあった弊社は、今後も地元・八王子とともに歩んでいきます。その一つとして、“八王子産材”を使ったオリジナル商材を“八王子ブランド”および「瀬沼ブランド」として、輸入に負けないものとして誕生させていきたいとも考えています。単に材料を供給し、建物建てるだけではなく、地域の持続的な発展に貢献するモノ・コトをトータルに提供できる体制を作り上げることで、“すべてのお客様の住まい造りを汗と知恵と和合と心を持って造っていく企業”、“大木のようにどっしりと構えてお客様に喜び感謝され地球に貢献する企業”という社是を実現していきます。
先代、先々代に倣い、私も率先垂範で社員の先頭に立ち、地域の人々の輪に加わり、常に明るく、地域や業界の新しい時代を切り開く担い手となるべく努力してまいります。